マグネットの皿と技術の進歩‥
院長の祖父江です。
妻の誕生日に食事に行ったお店で、出てきたお皿に驚きました。
マグネットで器が固定されているので、料理が斜めに出てきました。
カウンターが少し高かったので、斜めの器だと食べやすかったです。
器と受け皿にマグネットが仕込んであり、器の角度を変えることができました。
楽しい食器で、マグネットを陶器に入れるという発想に感動しました。
(お店の方に伺うと、磁石同士が反発して重ねて仕舞うのが大変だそうですが‥笑)
金沢の工房の陶器だそうです。国産というのがイイですね。
身近なところで、技術の進歩と新しい発想を感じさせていただきました。
患者さんで、最近補聴器を買い換えた難聴の方がいらっしゃるのですが、新型は小さく軽いので楽になったそうです。
またリモコンで音を拾う方向をコントロールできたり、ノイズを消すこともできるようです。
技術の進歩は素晴らしいですね。(こちらはオーストラリア製だそうです‥ちょっと残念。)
歯科の世界でも歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)で、今まで見えなかった部位が見えるようなり、歯科用CTでは立体的な診断ができるようになっています。
また従来であれば神経を抜かなければならなかった症例でも、神経を残すことができるMTAセメントなどもあり、歯を切削する器具の切削時のイヤな音も小さくなり、ひと昔前では考えられなかったことができるようになっています。
最近アメリカや、日本で開発中の人工知能が物騒な発言を行っているとの報道を読みましたが、テクノロジーの進化は人を
幸せにするものであって欲しいですね。
当院では生身の患者さんを触らせて頂いているという根本は忘れず、患者さんにとって有益となる新しい器具や技術を取り
入れていこうと考えております。
院長 祖父江 学
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