疾患の治療だけでなく、今後の予防につなげることに注力しています。

初めての歯科を訪ねるのは勇気がいります。

なにせ歯の治療は診療台に寝て口を開け、しゃべることもできずに、ただ身を任せるしかないからです。
できれば治療が痛みを伴わないことを条件に、腕の確かな歯医者さんを選びたいものです。
しかしそんな条件は、事前になかなか分からないもの。

結局、通勤経路の「ドレメ通り」に掲げられた、センスの良い「看板」に惹かれて受診することに決めました。
それが、大当たり。
若い院長先生とスタッフの方はとても礼儀正しく明るい方たちで、歯の状態や治療方法を伝えるインフォームドコンセントは、分かりやすくとても丁寧です。

治療中も、今何をしているのか、これから何をするのかを事細かに説明してくれるので、まったく不安を感じずに治療を受けることができます。

この際だからと、歯の悪い個所を徹底的に直しました。
それ以来、5か月に1回の歯石除去を兼ねた検診を続けていますが、治療が必要な個所はなく、口腔内環境はいったって良好です。

その「そふえ歯科」が全面的にリニューアルされました。

検診日に伺うと、テレビ番組の「ビフォーアフター」のような激変ぶり。
入口、内装が新しくなり、間取りまでもが変わりました。
診療室には、レントゲンの画像を映し出す大きなテレビモニターの設備があり、一目で自分の歯の状態を確認することができます。

驚いたのは診療台。

重厚なソファーはマッサージ機能付き、歯石をとってもらいながらマッサージをするなんて、考えてもみませんでした。

これが結構具合が良くて、いつも緊張で体を固くしていましたが、マッサージのおかげでとってもリラックスした状態になりました。

最後のブラッシングのころには、知らぬ間に寝てしまうことがあったほど。
このように、ただ身を任せても大丈夫な歯医者さんに出会えたのは運が良く、導いてくれた看板に感謝です。

その看板はすでに無いのだけれど、新たな看板のもとに伺う検診日を、楽しみに待っているのです。